賚賜(読み)らいし

精選版 日本国語大辞典 「賚賜」の意味・読み・例文・類語

らい‐し【賚賜】

  1. 〘 名詞 〙 たまわること。また、そのもの。たまもの。
    1. [初出の実例]「常人以上賚賜等行る時は、右に准じ」(出典:公議所日誌‐一八上・明治二年(1869)六月)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐三宗諸子伝・燕王忠〕

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普及版 字通 「賚賜」の読み・字形・画数・意味

【賚賜】らいし

たまう。たまわりもの。〔唐書、三宗諸子、燕王忠伝〕忠生まる。~太宗臨幸し、宮臣に詔して曰く、(われ)始めて孫り、共に樂を爲さんと欲すと。酒(たけなは)にして、ちてひ、以て群臣に屬(しよく)す。在位皆ひ、賚賜差り。

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