賦税(読み)フゼイ

デジタル大辞泉 「賦税」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ぜい【賦税】

税を賦課すること。また、その税。課税
「―以て国用を給す」〈村田文夫・西洋聞見録〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賦税」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ぜい【賦税】

  1. 〘 名詞 〙 税を賦課すること。また、その税。
    1. [初出の実例]「国俗敦厖、民風忠厚、軽賦税之科、疎徴発之役」(出典本朝文粋(1060頃)二・意見十二箇条〈三善清行〉)
    2. [その他の文献]〔史記‐平準書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「賦税」の読み・字形・画数・意味

【賦税】ふぜい

賦役貢税。〔史記、殷紀〕賦を厚くして以て鹿臺の錢を實たし、鉅橋の粟を盈(み)たし、~酒を以て池と爲し、を懸けて林と爲す。

字通「賦」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android