貢税(読み)グゼイ

デジタル大辞泉 「貢税」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐ぜい【貢税】

中世寺社へのみつぎもの。租税

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「貢税」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぜい【貢税】

〘名〙 物品で納める税。
吾妻鏡‐元暦元年(1184)七月二〇日「御遷宮事終之後。為貢税。被相模国内一村

ぐ‐ぜい【貢税】

〘名〙 寺社におさめる物。貢物(みつぎもの)
※叢書本謡曲・神渡(室町末)「御覧候へ此湖の一夜(ひとよ)の内に氷閉ぢ、三日(さんにち)と申すに神渡りし、貢税(くぜい)運送の道広く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「貢税」の読み・字形・画数・意味

【貢税】こうぜい

貢賦

字通「貢」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android