贄海の神事(読み)ニエウミノシンジ

デジタル大辞泉 「贄海の神事」の意味・読み・例文・類語

にえうみ‐の‐しんじ〔にへうみ‐〕【×贄海の神事】

伊勢皇大神宮で、月次祭つきなみのまつりが行われる6月12月の15日に、阿原木神崎で贄とする牡蠣かき水松みるなどを採取した神事。明治初年廃止。

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精選版 日本国語大辞典 「贄海の神事」の意味・読み・例文・類語

にえうみ【贄海】 の 神事(しんじ)

  1. 三重県伊勢市の皇大神宮で古く行なわれていた年中行事一つ。毎年、六月・一二月の月次祭(つきなみのまつり)の月の一五日に、阿原木神崎(現在の二見町松下の皇大神宮摂社神前神社前の海岸)で、贄とする牡蠣(かき)水松(みる)などを採取した。にえうみ。〔皇太神宮年中行事(1192)〕

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