デジタル大辞泉 「月次の祭」の意味・読み・例文・類語 つきなみ‐の‐まつり【月次の祭】 陰暦6月と12月の11日に、神祇官じんぎかんで行われていた神事。伊勢神宮をはじめ304座の全国主要神社に幣帛へいはくを奉り、天皇の健康と国家の平安を祈る。もと月ごとに行われるべきものであったので「月なみ」の名があるが、半年ずつまとめて夏と冬の2季に催された。応仁の乱で一時中絶したが、明治5年(1872)復興され、第二次大戦前まで続いた。一般の神社で毎月行われる定例の祭り。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例