贅する(読み)ゼイスル

デジタル大辞泉 「贅する」の意味・読み・例文・類語

ぜい・する【×贅する】

[動サ変][文]ぜい・す[サ変]必要以上の言葉を付け加える。むだ口をきく。
「省きて此処には―・せぬなり」〈松村春輔・春雨文庫〉

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精選版 日本国語大辞典 「贅する」の意味・読み・例文・類語

ぜい‐・する【贅】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]ぜい・す 〘 自動詞 サ行変 〙 言わなくてもよいことを言う。必要以上に多くことばを用いる。
    1. [初出の実例]「居士のこころみたる事を以て、其終に贅(ゼイ)する爾(のみ)」(出典:談義本・労四狂(1747))
    2. 「印本既に二本ありて、世に行るるがゆゑに今ここに贅(セイ)せず」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺)

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