贈従一位池田慶徳公御伝記(読み)ぞうじゆいちいいけだよしのりこうおでんき

日本歴史地名大系 の解説

贈従一位池田慶徳公御伝記(池田慶徳公御伝記)
ぞうじゆいちいいけだよしのりこうおでんき

稿本三七巻 池田侯爵家編

成立 昭和一一年

原本 鳥取県立博物館

解説 最後の鳥取藩主池田慶徳伝記として、大正一一年から梶川栄吉を編纂長として編纂された。前記本文余録からなり、本文では池田慶徳が藩主となった嘉永三年から没した明治一〇年までを編年体で記述する。前記・余録では慶徳の人柄などにふれている。慶徳の行動を中心に鳥取藩政全般に記述がわたり、また池田家に残された「控帳」などの豊富な藩政資料が引用されており、鳥取藩幕末維新史年表というべき内容となっている。

活字本 鳥取県立博物館発行(五巻・別巻一)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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