精選版 日本国語大辞典 「赤信女」の意味・読み・例文・類語 あかい【赤】 信女(しんにょ) ( 「信女」は女性の戒名につける称号 ) 未亡人の異称。古く、夫に死なれた妻は他家へ嫁がないとして、戒名を受け、夫婦連名で石塔などに戒名を彫りつけ、妻のほうは朱を塗りこめておいた風習による語。赤い名。[初出の実例]「石塔の赤ひ信女がまた孕み」(出典:雑俳・折句式大成(1753)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例