赤塚西団地古墳群(読み)あかつかにしだんちこふんぐん

日本歴史地名大系 「赤塚西団地古墳群」の解説

赤塚西団地古墳群
あかつかにしだんちこふんぐん

[現在地名]水戸市河和田町

赤塚古墳群ともいう。国鉄赤塚駅西側踏切を渡り、河和田かわわだ町に至る道路のほぼ中間から団地の西にかけて、水田の東西両側台地に存在した。東側台地の古墳群を前原まえばら古墳群といい、西側のものを北河和田古墳群といった。赤塚西団地造成前は水田に臨む低い緩やかな台地で、一面山林と畑地でその山林中に点々と古墳があった。古墳は南端に帆立貝式古墳があり、その西に円墳三基、その東北に円墳八基・方形周溝墓一五基・円形周溝墓一基・不明墳五基が存在した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android