知恵蔵mini 「赤木城跡」の解説 赤木城跡 三重県熊野市紀和町赤木字城山(標高230メートル)にある国指定史跡(1989年10月9日指定)。赤木城は中世と近世の築城法を併用した平山城であり、豊臣秀長の家臣であった藤堂高虎が1585年~95年にこの地に居住した際に築城した。現在建物は失われ、野面乱層積みの石垣などが残っている。桜の名所として知られ、2014年頃からは朝靄に浮かぶ幻想的な景色により「天空の城」とも称されるようになった。15年に同地を訪れた観光客は、前年比約16倍の3万3078人となっている。 (2016-8-4) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報