赤穂緞通(読み)あこうだんつう

事典 日本の地域ブランド・名産品 「赤穂緞通」の解説

赤穂緞通[染織]
あこうだんつう

近畿地方兵庫県地域ブランド
赤穂市で製作されている。1849(嘉永2)年、児島なかが創始。明治時代から大正時代にかけて隆盛を誇ったが、昭和になると一旦途絶えた。その後、1999(平成11)年に赤穂緞通を伝承する会が立ち上げられ、技術伝承の取り組みがおこなわれている。兵庫県伝統的工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「赤穂緞通」の解説

赤穂緞通

兵庫県赤穂市などで生産される敷物用織物。1849年創始。戦後途絶えたが1999年、「赤穂緞通(だんつう)を伝承する会」が結成され復活。兵庫県伝統的工芸品。

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世界大百科事典(旧版)内の赤穂緞通の言及

【絨毯】より

…材料には羊毛,綿,絹がある。大部分のパイル糸に羊毛が用いられているが,ペルシア絨毯の高級品のようにすべての材料が絹のもの,日本の鍋島緞通(だんつう)や赤穂緞通のようにすべて綿製のものもある。経糸やよこ糸には羊毛のほか,細く堅牢な綿もよく使われ,高級品には絹も用いる。…

※「赤穂緞通」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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