赤羽雲庭(読み)アカバ ウンテイ

20世紀日本人名事典 「赤羽雲庭」の解説

赤羽 雲庭
アカバ ウンテイ

昭和期の書家 日展審査員・評議員



生年
明治45(1912)年3月13日

没年
昭和50(1975)年3月2日

出生地
東京

本名
赤羽 源治郎

主な受賞名〔年〕
日展特選〔昭和26 27年〕,日展文部大臣賞〔昭和36年〕

経歴
西川春洞門下の花房雲山に書の手ほどきを受け、後角田孤峰に師事。魏晋の書法、王羲之、献之の研究に打ち込んだ。後、宋代の蘇東坡、明代の作風を学んだ帖学派の書家。謙慎書道会、回瀾会に所属。昭和26、27年の日展に連続特選。毎日書道展審査員、日展審査員、評議員、朝日書道二十人展のメンバー、36年文部大臣賞受賞、42年高島屋で個展を開いた。中国書画、近代絵画、硯墨などの収集家でもあった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「赤羽雲庭」の解説

赤羽雲庭 あかば-うんてい

1912-1975 昭和時代の書家。
明治45年3月13日生まれ。花房雲山,角田孤峯にまなぶ。王羲之(おう-ぎし),王献之,蘇東坡(そ-とうば)らを研究し,回瀾会などで活躍する。昭和26,27年の日展で連続特選,36年「凜厳」が文部大臣賞。中国の書画・文具の収集家としても知られる。昭和50年3月2日死去。62歳。東京出身。本名は源治郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「赤羽雲庭」の解説

赤羽 雲庭 (あかば うんてい)

生年月日:1912年3月13日
昭和時代の書家
1975年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android