赤芝峡(読み)あかしばきょう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「赤芝峡」の意味・わかりやすい解説

赤芝峡
あかしばきょう

山形県南西部、西置賜(おきたま)郡小国町(おぐにまち)にある峡谷荒川越後(えちご)山脈を横断する東端に位置する。花崗(かこう)岩、石英粗面岩とその上に堆積(たいせき)した頁(けつ)岩、凝灰岩などの第三紀層が侵食されて断崖(だんがい)絶壁をなし、渓谷美を呈す。磐梯(ばんだい)朝日国立公園の一部。遊歩道が整備され、紅葉の名所として知られる。国道113号沿いにあり、JR米坂(よねさか)線小国駅からバスが通じる。

中川 重]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android