精選版 日本国語大辞典 「走元」の意味・読み・例文・類語 はしり‐もと【走元】 〘 名詞 〙 ( 「はしり」は流しの意 )① 流し元。また、台所。勝手元。[初出の実例]「立よらばふけんな人のはしりもと 大木をきりてすりこぎにする〈元隣〉」(出典:俳諧・新続犬筑波集(1660)八)② 遊戯の名。二人のうち一人が「はしりもと」と言うと、別の一人が即座に鍋、釜など台所道具の名で応じ、これを繰り返して行なう。〔絵本大人遊(1792)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例