精選版 日本国語大辞典 「元隣」の意味・読み・例文・類語
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江戸前期の俳人、国学者。山岡氏。字(あざな)は徳甫(とくほ)。別号而慍斎(じうんさい)、洛陽(らくよう)山人、抱甕斎(ほうようさい)。医名は玄水。伊勢(いせ)山田(三重県)の商家の出身。上京して俳諧(はいかい)、国学を北村季吟(きぎん)について修行。また儒学や禅学にも通じ、さらに医学をも修めた。季吟門の逸材で、仮名草子、俳諧、古典注釈などに活躍した。仮名草子作者としては、教訓的随想集『他我(たが)身の上』(1657)や『小さかづき』があり、俳諧関係では『身の楽(らく)千句』『俳諧小式』『歌仙ぞろへ』の編著がある。また日用の家具、文房具を題材とした『宝蔵(たからぐら)』(1671)は、俳文集の嚆矢(こうし)として評価される。ほかに、古典注釈書として『徒然草鉄槌(つれづれぐさてっつい)増補』『鴨長明方丈記(かものちょうめいほうじょうき)』『水鏡抄』『世の中百首註(ちゅう)』などがある。
[雲英末雄]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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