走島村(読み)はしりじまむら

日本歴史地名大系 「走島村」の解説

走島村
はしりじまむら

[現在地名]福山市走島町

鞆の東南約六キロにある、周囲六〇町余の走島を村域とする。寛文一一年(一六七一)の地詰では、六町七反八畝一五歩、三三・四一石とあり、水野氏断絶直前には九町九反六歩、四一・三五八石で(「沼隈郡本検書出帳」広島大学蔵)、断絶時の村高は四二・〇〇六石とされている。元禄一三年(一七〇〇)検地で一三町二反一畝三歩(うち田が二町四反六畝一三歩)、六〇・六三八石となった(備後郡村誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android