日本歴史地名大系 「走落神社」の解説 走落神社はしりおちじんじや 大阪府:豊能郡豊能町木代村走落神社[現在地名]豊能町木代旧社名は小玉(こだま)神社であったが、明治四〇年(一九〇七)近隣の九社を合祀して現社名となった。祭神は天照皇大神ほか九柱。旧村社。境内社に八幡神社・地主神社・秋葉神社がある。社伝などによると、大円(おおまる)(現切畑のうち)に鎮座していた式内社走落神社(のちの藤森神社)は相殿神として、天照皇大神・少彦名命を祀っていたが、文永三年(一二六六)天照皇大神は木代(きしろ)に分祀されて小玉神社、少彦名命は切畑(きりはた)に分祀されて走湯(はしりゆ)神社となったという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報