精選版 日本国語大辞典 「起上小法師」の意味・読み・例文・類語
おきゃがり‐こぼし【起上小法師】
- 〘 名詞 〙
- ① =おきあがりこぼし(起上小法師)
- [初出の実例]「おきゃがり小法師振り鼓。手鞠やおどります小弓」(出典:大観本謡曲・鞍馬天狗(室町末))
- ② 売春婦の異称。
- [初出の実例]「京に京にはやる、おきゃがりこぼしやよ、とのだに見ればつひころぶ」(出典:虎明本狂言・二人大名(室町末‐近世初))
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...