精選版 日本国語大辞典 「起承転合」の意味・読み・例文・類語 きしょう‐てん‐ごう‥ガフ【起承転合】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 =きしょうてんけつ(起承転結)[初出の実例]「詩にも起承転合といへるとなむおなじ」(出典:ささめごと(1463‐64頃)上)[ 2 ] 十返舎一九作・画の洒落本。享和二年(一八〇二)刊。吉原を舞台にして、二人の遊女と一人の客との三角関係から起こる事件と、それにからまる人情とを、起、承、転、合の四章に分けて描く。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の起承転合の言及 【起承転結】より …中国の今体詩の構成法,起承転合ともいう。もともと詩人の口伝に出たことばらしく,元のころの文献には合として見え,結とするものは見あたらないが,後には結がふつうに用いられるようになった。… ※「起承転合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by