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超党派外交 ちょうとうはがいこう suprapartisan diplomacy

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

超党派外交
ちょうとうはがいこう
suprapartisan diplomacy

複数の政党が存在する国において,各政党間の対外政策を調整して,一致した方針を打出し,強力な外交政策をもってのぞむこと。超党外交ともいう。表面上は,対外的に国論が統一され,国益を守れることになるが,一方では,論争によって国民に問題点を明らかにすることができなくなる恐れがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

超党派外交
ちょうとうはがいこう
super-partisan diplomacy

政党間の差を超越した外交。外交政策の執行はいずれの国においても行政部の責任とされるが、外交政策の形成および執行のあり方について、民主主義国家においてはしばしば政党間で激しい政争の対象となる。アメリカ合衆国においても、たとえばウィルソン大統領の提唱した国際連盟への加盟が議会で葬られるなどのことがあった。このため第二次世界大戦末期、アメリカ議会では共和党の指導者バンデンバーグ上院議員らにより、民主・共和両党が協力して戦後のアメリカ外交を強力に推進する必要が唱えられた。このように対外的に政党間の差を超越して強力な外交を推進していくことを超党派(あるいは非党派non-partisan、二大政党政治の場合には両党派bi-partisan)外交という。重要な外交交渉に野党代表を参加させたり、野党指導者に事前に情報を提供し積極的に協議するといった方法が用いられる。[木村修三]

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世界大百科事典内の超党派外交の言及

【イギリス】より

…そこでイギリス外交の伝統として,なんらかの計画的または長期的な対外政策をもつことを避け,機会主義的に現実を処理する方式が定着した。ヨーロッパ大陸に対して孤立と干渉を交互に用いるという従来の〈勢力均衡〉政策や,〈超党派外交〉は,国際問題に対する現実主義的アプローチの典型である。
[外交の現状]
 第2次世界大戦後,国際政治における権力の中心は米ソの超大国に移り,また植民地の発言権が増大するにつれて,国際社会に占めるイギリスの地位はいよいよ低下し,安全保障・経済の両面で対米依存の度合が深まった。…

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