デジタル大辞泉 「超対称大統一理論」の意味・読み・例文・類語 ちょうたいしょう‐だいとういつりろん〔テウタイシヨウ‐〕【超対称大統一理論】 素粒子の基本的な相互作用である電磁相互作用、弱い相互作用、強い相互作用を統一的に記述する大統一理論に、超対称性を導入した理論、仮説。大統一理論で扱われる基本的なエネルギースケールの差が極めて大きく異なるという、ゲージ階層性と呼ばれる問題を自然に説明できると考えられている。また、陽子の寿命がより長く見積もられるため、いまだ陽子崩壊が観測されないという実験結果と矛盾しない。SUSY GUT(supersymmetric grand unified theory)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例