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超高エネルギー宇宙線 ちょうこうえねるぎーうちゅうせん extremely high energy cosmic rays

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知恵蔵2015の解説

超高エネルギー宇宙線

予想を上回る高エネルギーの宇宙線。スーパー宇宙線の名もある。特殊相対論を前提にすると、グライセン限界(10^20電子ボルト程度)を超えるエネルギーの陽子は宇宙背景放射の光子と反応して遠くへ飛べず、地球に届きにくい。ところが、東大宇宙線研究所の「明野広域空気シャワー観測装置(AGASA)」(山梨県)は1990〜2002年、こうした高エネルギー粒子を11個観測した。陽子なら特殊相対論の破れを暗示する。同研究所は、限界を超える宇宙線の存在に否定的な米ユタ大グループと米ユタ州で07年から共同観測を始める。

(尾関章 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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