越佐村(読み)こつさむら

日本歴史地名大系 「越佐村」の解説

越佐村
こつさむら

[現在地名]白鳥町越佐

大島おおしま村の西、長良川右岸の越美山脈に連なる山地山麓に立地。長良川の支流大洞おおぼら川の北に上越佐、南に下越佐集落がある。大洞谷からうちたに峠を経て内ヶ谷ショウケ谷に至る道があり、木地屋屋敷きじややしき観音堂かんのんどうなどの地名が残る。明応七年(一四九八)一〇月一三日の白鳥社祭田注文(宝幢坊文書)によれば、こっさ(越佐)に鐘つき田二段があった。正保郷帳に村名がみえ、田方一五石余・畑方一一四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android