足遣い(読み)アシヅカイ

デジタル大辞泉 「足遣い」の意味・読み・例文・類語

あし‐づかい〔‐づかひ〕【足遣い】

操り人形で、人形の足を専門に操作する人。→三人遣い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「足遣い」の意味・読み・例文・類語

あし‐づかい‥づかひ【足使・足遣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 足の動かし方。また、歩き方。足つき。あしどり。
    1. [初出の実例]「牛のふるまひも、牛飼の手もと、あしづかひも見えはべらねば、牛飼とは申がたし」(出典:駿牛絵詞(13C後‐14C初))
  3. 操り人形の三人遣いの場合に、足を専門に扱う人形遣い
    1. [初出の実例]「左りつかひが口をしゃべる歟(か)、足遣(アシツカ)ひが胯(またぐら)からかけ声するやら」(出典談義本・穴意探(1770))

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