(読み)アシユビ

デジタル大辞泉 「趾」の意味・読み・例文・類語

あしゆび【×趾】

脊椎動物、特に鳥類後肢の指。→足指

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「趾」の読み・字形・画数・意味


11画

[字音]
[字訓] あし・あしゆび・あしあと

[字形] 形声
声符は止(し)。止はあしゆびの形で、趾の初文。旧迹を址というのは、止の引伸義である。

[訓義]
1. あし、あしゆび。
2. あしあと、あしどり、あゆみ。
3. ねもと、下基、おわり。
4. 止と通じ、止が初文。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕趾 足乃宇良(あしのうら)、、久比々須(くびひす) 〔名義抄〕趾 アシアト・フモト・アシノウラ・アトス 〔字鏡集〕趾 アシノウラ・ホトリ・フモト・アト・ハギ・アシ・フム・アトス

[語系]
趾・止・址tjiは同声。止は足指の形を地に印するもので、趾はその繁文。址は旧迹をいう。また志tjiも同声。しるすものの意があり、(識)tjikもしるしすることをいう。

[熟語]
趾業趾甲・趾錯趾踵趾離
[下接語]
下趾・岐趾・挙趾・玉趾趾・交趾・艮趾・山趾・聖趾・接趾・旋趾・趾・足趾・退趾・台趾・断趾趾・趾・発趾・歩趾・芳趾・滅趾・麟趾

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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