普及版 字通 「跖」の読み・字形・画数・意味
跖
12画
(異体字)蹠
18画
[字訓] あしうら・ふむ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は石(せき)。〔説文〕二下に「足の下(うら)なり」とあり、いわゆる脚掌。〔淮南子、説山訓〕に「善く學ぶは、齊王のをらふに、必ず其の蹠數十をらひて後に足るが(ごと)し」という話がみえる。蹠は〔説文〕二下に「楚人、跳することを謂ひて蹠と曰ふ」とあり、別義の字であるが、音を以て通用する。
[訓義]
1. あしうら。
2. ふむ。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕跖・蹠 足乃宇良(あしのうら) 〔名義抄〕跖 アナウラ 〔字鏡集〕蹠 アシアト・フム・アナウラ・ケダモノ・アト・ヌスミ・ツマヅク
[熟語]
跖距▶・跖▶・跖空▶・跖硬▶・跖実▶・跖地▶・跖戻▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報