路中(読み)ろちゅう

精選版 日本国語大辞典 「路中」の意味・読み・例文・類語

ろ‐ちゅう【路中】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 道をゆく途中。旅の途中。みちなか。
    1. [初出の実例]「使者をそえてやりけり。路(ロ)中にて小法師にをしへ」(出典雑談集(1305)九)
  3. 道のまんなか。道路上。
    1. [初出の実例]「昔、小童部の路中に小家を造て遊びけるに」(出典:海道記(1223頃)蒲原より木瀬川)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android