跳ね元結(読み)ハネモトユイ

デジタル大辞泉 「跳ね元結」の意味・読み・例文・類語

はね‐もとゆい〔‐もとゆひ〕【跳ね元結】

結んだとき、端がはね返るようにした元結金紙銀紙などで作り、中に針金が入れてある。江戸中期に流行し、主に若い女性が用いた。はんがけ。はねもとい。

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精選版 日本国語大辞典 「跳ね元結」の意味・読み・例文・類語

はね‐もとゆい‥もとゆひ【撥元結・跳元結】

  1. 〘 名詞 〙 江戸中期に流行した女性用の元結。芯(しん)に針金を入れて金紙・銀紙・色紙などで作り、結んだときに末がはね上がるようにした元結。若い女性が好んで用いた。はんがけ。はねもとい。
    1. [初出の実例]「柳かみのはねもとゆひか三日の月〈季吟〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)一)

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