跳ね込む(読み)はねこむ

精選版 日本国語大辞典 「跳ね込む」の意味・読み・例文・類語

はね‐こ・む【跳込】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
  2. はねて、中にはいる。とびこむ。
    1. [初出の実例]「ひれとひれとをからみ付け、網うち船へひらりとはねこむ」(出典:咄本・楽牽頭(1772)水中の恋)
    2. 「足下の叢より池に跂込(ハネコ)む蛙は」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉一九)
  3. 囲碁で、相手の石の切れ目に「はね」の石を打ちこむ。〔囲碁四角鈔(1695)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android