踪跡(読み)ソウセキ

精選版 日本国語大辞典 「踪跡」の意味・読み・例文・類語

そう‐せき【踪跡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ことが行なわれ、その結果として残ったもの。事跡。蹤跡(しょうせき)
    1. [初出の実例]「打翻筋斗湏彌、踪跡那容石火追」(出典:宝覚真空禅師録(1346)乾・立地・某人入牌)
  3. ( ━する ) あとを追うこと。追跡すること。また、ゆくえ。蹤跡。
    1. [初出の実例]「縦ひ禁ずるとも、その益なく、幽隠の地、人の踪迹(〈注〉タヅネル)しがたき所に於て、これを行ふべし」(出典:自由之理(1872)〈中村正直訳〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む