(読み)サ

普及版 字通 「蹉」の読み・字形・画数・意味


17画

[字音]
[字訓] つまずく

[説文解字]

[字形] 形声
声符は差(さ)。差に参差(しんし)高低の意があり、蹉はつまずくことをいう。〔説文新附〕二下に「蹉(さた)、時を失ふなり」とあり、差池(しち)と同じ系統の畳韻連綿語である。

[訓義]
1. つまずく、ものにつまずく。
2. ことにつまずく、あやまりたがう。
3. 蹉、時を失う。

[古辞書の訓]
名義抄〕蹉 フス・フム・タチハシル・ヲトル・フミニジル・フシマロブ・アナウラ・アト・アシスル・タチトドコホル

[語系]
蹉tsai、差tsheaiは声義が近い。差声の字には多く参差・差の意がある。

[熟語]
蹉過蹉失・蹉・蹉蹉対蹉奪蹉躓蹉跌蹉路
[下接語]
爽蹉

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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