蹌踉ける(読み)ヨロケル

デジタル大辞泉 「蹌踉ける」の意味・読み・例文・類語

よろ・ける【蹌踉ける/蹣跚ける】

[動カ下一][文]よろ・く[カ下二]副詞「よろよろ」の「よろ」の動詞化》足もとがふらついて、からだの安定を失う。ころびそうになる。よろめく。「後ろから押されて―・ける」
蹌踉よろめく[用法]
[類語]ふらつくよろめくひょろつく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蹌踉ける」の意味・読み・例文・類語

よろ・ける【蹌踉・蹣跚】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]よろ・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙 からだが安定を失って、ころびそうになる。よろよろする。よろめく。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「ソソそれでも、ヨヨよろけるわな」(出典:洒落本・卯地臭意(1783))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android