よろけ【蹌踉・蹣跚】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「よろける(蹌踉)」の連用形の名詞化 )
- ① よろけること。
- ② =たんはい(炭肺)
- [初出の実例]「坑夫のヨロケやマッチ工の燐毒などと相俟って、女工の肺病は」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉一七)
- ③ 「よろけじま(蹌踉縞)」の略。
- [初出の実例]「女袷〈略〉絞織お召にて其地色と抦はお納戸に斜算珠、同竪算珠、鉄に跟(ヨロケ)」(出典:風俗画報‐一一二号(1896)流行門)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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