身に添う(読み)みにそう

精選版 日本国語大辞典 「身に添う」の意味・読み・例文・類語

み【身】 に 添(そ)

  1. 身によりそって離れなくなる。
    1. [初出の実例]「劔刀身爾素布(みニソフ)妹を取りみがね哭(ね)をそ泣きつる手児にあらなくに」(出典万葉集(8C後)一四・三四八五)
  2. 自分気持にぴったり合う。
    1. [初出の実例]「それが自分の衣装で、婚礼の日に着るという晴れがましさが実感として身に添わなかった」(出典:湯葉(1960)〈芝木好子〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android