車塵(読み)しゃじん

精選版 日本国語大辞典 「車塵」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐じん‥ヂン【車塵】

  1. 〘 名詞 〙 車の通ったあとにたつ塵(ちり)や埃(ほこり)
    1. [初出の実例]「俯伏以自悔罪於車塵(シャヂン)馬足之間〔昼錦堂記〕」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. 「紫陌に紅塵充満して、車塵馬足に吹たてられ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
    3. [その他の文献]〔欧陽脩‐相州昼錦堂記〕

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普及版 字通 「車塵」の読み・字形・画数・意味

【車塵】しやじん(ぢん)

車がまき起こす埃。宋・欧陽脩〔相州昼錦堂記〕謂(いはゆる)庸夫愚なる汗、羞愧俯伏して、以て自ら罪を車塵馬足のゆ。~昔人之れを錦を衣(き)るの榮に比するなり。

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