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紅塵 コウジン

デジタル大辞泉の解説

こう‐じん〔‐ヂン〕【紅×塵】

赤茶けて見える土ぼこり。市街地に立つ土ぼこりなどにもいう。
「―三千丈の都会」〈独歩・牛肉と馬鈴薯〉
俗人の住む世の中。また、俗世の煩わしさ。俗塵。
「―深く重(かさな)りて厭(いと)う可(べ)き者多し」〈透谷・当世文学の潮模様〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

こうじん【紅塵】

繁華な市中に巻き起こり、日に映えて赤く見える塵ちり。 「 -の巷ちまた
俗世間のわずらわしい雑事。俗塵。 「 -の外に遊んで/太平記 4

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の紅塵の言及

【香木】より

…《正倉院御物棚別目録》《法隆寺資財帳》《東大寺献物帳》等には,黄熟香(おうじゆくこう),全桟香(ぜんせんこう),沈香(じんこう),沈水香などの名で,香木が麝香(じやこう),コショウ,桂心等の香料とともに香薬として記載されており,また正倉院には黄熟香,全桟香,沈香のほか薫陸香(くんろくこう)(乳香),丁香(丁字花),えび香(調合した防虫芳香剤)等の香料が多量に収蔵されている。香道家はこの黄熟香を蘭奢待(らんじやたい),全桟香を紅塵(こうじん)と香銘で呼んでいるが,いずれも伝説的な天下第一の名香である。平安貴族は香を神仏に供えるのみでなく,日常生活の中で賞美する趣味の対象とし,沈香の粉末のほか各種の香料を調合練り合わせる空薫(空香)物(そらだきもの)(練香)に婉艶華麗な世界をひらき,秘技を競った。…

※「紅塵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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