車懸(読み)くるまがかり

精選版 日本国語大辞典 「車懸」の意味・読み・例文・類語

くるま‐がかり【車懸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 車のように次々と順にまわり出る意 )
  2. ① 中世以後の戦法で、一番手・二番手・三番手と次々に兵を繰り出して敵に休みを与えないで攻撃する方法。車返し。くるま。
    1. [初出の実例]「車(クルマ)がかりとて、いくまはりめに、旗本と敵の旗本とうちあはせて、一戦する時の軍法是なり」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品三二)
  3. ② 相撲、剣道などで、勝った者に次々に新手の相手が取り組むこと。
  4. ③ 一人の女に、多くの男が交替で次々と交わることをいう俗語。
    1. [初出の実例]「寝こい下女車がかりを夢のやう」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))
  5. ④ =くるまじかけ(車仕掛)②

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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