車仕掛(読み)くるまじかけ

精選版 日本国語大辞典 「車仕掛」の意味・読み・例文・類語

くるま‐じかけ【車仕掛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 移動を容易にするため、機械などの下部車輪を取りつけてあるもの。また、そのような装置の機械。
    1. [初出の実例]「をりふし草賊がふりあげたる車(クルマ)じかけの油明松の火(ほ)かげに」(出典読本阿波鳴門(1807)四)
  3. 取引市場で利益を生んだ証券物件などを一応決済し、その利益を証拠金に加えて取引額をふやしていく方法をいう。くるまがかり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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