車菱(読み)くるまびし

精選版 日本国語大辞典 「車菱」の意味・読み・例文・類語

くるま‐びし【車菱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 敵の人馬が踏んだとき足に刺さるように、道などにさしたり、ばらまいたりしておく棘(とげ)状の防戦具。
    1. [初出の実例]「木の山・白はたの城をこしらへて、乱杭・逆も木・くるまひしをうへたて」(出典:嘉吉物語(1492頃))
  3. 遊女手管(てくだ)の一つ。一座の中での相手立場身分などを見抜いて、接する態度をそれぞれに変えること。〔評判記難波物語(1655)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む