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乱杭/乱杙 ラングイ

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デジタル大辞泉の解説

らん‐ぐい〔‐ぐひ〕【乱×杭/乱×杙】

地上や水底に数多く不規則に打ち込んだくい。昔、それに縄を張り巡らして、通行や敵の攻撃の妨げとした。
治水・護岸などのために、河岸や海岸の近くに乱立させてある杭。

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世界大百科事典 第2版の解説

らんぐい【乱杭】

木を打ち込んで並べたもので,水利施設としては水勢をそいだり水流をそらせる水刎(みずはね)の一種。城郭の防御施設としては逆茂木(さかもぎ)と同類の,人馬の通行を妨げるものだが,逆茂木と比べて乱雑に打たれたのでこの名が起こったと思われる。また逆茂木が土塁など城内の随所に設けられたのに対して,乱杭の用例は川や堀に限られる。《太平記》に〈瀬二箇所ニ太木ヲ数千本流シ懸テ,大綱ヲハリ,乱グヒヲ打,引懸々々ツナギ〉とあるように,杭列に張綱,懸木,鳴子などを組み合わせて設けられたようである。

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