軽浮(読み)ケイフ

デジタル大辞泉 「軽浮」の意味・読み・例文・類語

けい‐ふ【軽浮】

[名・形動]気持ちがうわついて落ち着きがないこと。軽佻けいちょう浮薄なこと。また、そのさま。
貴女の作を浅薄だの―だのと失敬だワ」〈魯庵社会百面相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「軽浮」の意味・読み・例文・類語

けい‐ふ【軽浮】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 軽く浮くこと。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. ( 形動 ) うわついていて、落ち着きがないこと。また、そのさま。軽佻浮薄(けいちょうふはく)。軽薄。
    1. [初出の実例]「聖人の道を学ばぬ故、其智浅薄軽浮にて」(出典:太平策(1719‐22))
    2. [その他の文献]〔宋史‐虞允文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「軽浮」の読み・字形・画数・意味

【軽浮】けいふ

浮薄。

字通「軽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android