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攻撃機 コウゲキキ

百科事典マイペディアの解説

攻撃機【こうげきき】

もとは水平爆撃および雷撃を行う海軍の一機種の呼称であったが,現今は爆弾,ロケット弾,空対地ミサイル,機銃などによる,対地攻撃(艦船,戦車,飛行機などに対する攻撃)を主任務とする小型機をいう。
→関連項目F117Aステルス戦闘機F/A18ホーネット戦闘攻撃機軍用機

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世界大百科事典 第2版の解説

こうげきき【攻撃機】

地上目標(艦船,戦車,飛行場など)に対する攻撃を主目的とする軍用機で,航空母艦用の艦上攻撃機と近接地上支援用の陸上機型攻撃機の2種類に大別される。アメリカ軍ではこれらを総称してアタッカーattackerと呼んでいる。艦上攻撃機は海上機動部隊の打撃力の中核となる機種で,その主要な行動パターンは,敵のレーダー,対空砲火,戦闘機などによる種々の妨害をかわしながら,母艦より遠く離れた目標に迫り,これに爆弾,ミサイル,魚雷などで攻撃を加え,再び長い距離を飛んで母艦に帰投するという型をとる。

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大辞林 第三版の解説

こうげきき【攻撃機】

陸上・海上の目標を攻撃破壊することを任務とする航空機。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

攻撃機
こうげきき
carrier-borne aircraft

空母(航空母艦)搭載用の航空機。ふつう、この種のものを艦載機ともいう。空母は第一次世界大戦の末期に生まれ、第二次世界大戦時には戦艦にかわる海上戦力の中心となったが、艦上機もそれに伴い大きく発展してきた。空母が大型化し、カタパルト発進方式が進歩したことが、艦上機の高性能化に大きく影響している。現代の艦上機は、陸上滑走路に比べてはるかに狭い飛行甲板で発着するため、前脚部に設けた牽引(けんいん)棒をカタパルトにかけて射出され、着艦時には甲板上で横に張ったワイヤに尾部下面のフックをひっかけて制動する。こうした発着艦用装備に加えて、大きな降下角での激しい着艦に耐えられるよう脚を頑丈にし、さらに塩水による腐食対策を十分に施してあるのが艦上機の特徴である。エレベーターや格納庫の大きさによって機体寸法が制限されるので、主翼や尾翼の一部を折り畳み式にしたものが多い。重量的にはカタパルトの能力と甲板強度によって制限が加えられている。
 第二次世界大戦時の空母が積んでいた艦上機は戦闘機、雷撃機、急降下爆撃機の3機種であったが、現在アメリカの大型空母は対地・対艦攻撃にも使える多用途戦闘機を主力とし、これに加えて早期警戒機、電子戦機、輸送・連絡機、対潜・救難ヘリコプターも搭載している。こうした艦上機群をそろえた空母は大きな攻撃力を備えているが、建造・運用の経費が巨額なため、現在このような大型空母を多数保有するのはアメリカ海軍だけで、ほかにはそれよりやや規模の小さい空母をロシアとフランスが備え(中国も建造計画を進めている)、いくつかの国が小型空母をもつにすぎない。小型空母にはSTOVL(ストーブル)(Short Take-Off and Vertical Landing、短距離離陸・垂直着陸)が可能な戦闘・攻撃兼用機とヘリコプターを搭載するのが一般化しつつある。[藤田勝啓]

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