最新 地学事典 「輝石-イルメナイト転移」の解説
きせきイルメナイトてんい
輝石-イルメナイト転移
pyroxene-ilmenite transition
高圧下で輝石に起こると予想される固相転移。かんらん石とともに輝石は上部マントルの主要構成鉱物であり,高圧下の相転移条件の決定は重要であるが,実験はA.E.Ringwood(1963)らにより数種のゲルマニウム酸塩で行われたのみ。輝石-イルメナイト転移ではSi・Geの配位数が4から6に変わるため,密度変化はかんらん石-スピネル転移の場合より大。
執筆者:宇井 忠英
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

