輸入真菌症

内科学 第10版 「輸入真菌症」の解説

輸入真菌症(真菌症)

 日本には生息していない真菌が原因となり,海外の特定地域でのみ風土病としてみられている真菌症が日本で発生した場合,これを輸入真菌症という.大部分は流行地に渡航/滞在した際に感染したものである.わが国では近年コクシジオイデス症,ヒストプラズマ症の2疾患の増加が著しい.ほかにパラコクシジオイデス症,マルネッフェイ型ペニシリウム症,ブラストミセス症などがある.輸入真菌症の重要な特徴として,その多くが強い感染力を示すことがあげられ,日和見感染主体とするわが国の真菌症と大きく異なっている(表4-14-2).診断上は,問診で流行地への渡航歴を確認しておくことがきわめて重要である.[亀井克彦]

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む