ヒストプラズマ症(読み)ヒストプラズマしょう(英語表記)histoplasmosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒストプラズマ症」の意味・わかりやすい解説

ヒストプラズマ症
ヒストプラズマしょう
histoplasmosis

卵円形で大きさ1~5μmの分芽菌による感染症。 1934年に D.トンプキンズらが報告した。世界各地に散在するが,ことにアメリカミシシッピ川やオハイオ川流域に多発している。限局性のものと全身性のものとがある。限局型は一般に無症状で約半数は自然に治癒する。全身性のものは脾腫や肝腫を伴い,なおりにくい。

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