輸胆管(読み)ユタンカン

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

輸胆管
ゆたんかん

解剖学名では胆管という。脊椎(せきつい)動物の肝臓の分泌物である胆汁を十二指腸に送る管である。肝細胞から分泌された胆汁は肝細胞間の毛細胆管に入り、毛細胆管は小葉間胆管に集まる。小葉間胆管は最終的には2本の肝管となり、さらに1本の総肝管となって肝臓を出る。総肝管からは胆嚢(たんのう)管が出て胆嚢に向かう。総肝管と胆嚢管の結合部からは総胆管となり十二指腸に入る。[嶋井和世]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ゆたん‐かん ‥クヮン【輸胆管】

〘名〙 胆汁を、肝臓と胆嚢(たんのう)から十二指腸に送る管の総称。肝管・胆嚢管・総胆管から成る。胆管。〔からだの手帖(1965)〕

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世界大百科事典内の輸胆管の言及

【胆管】より

…肝臓と十二指腸の間にある胆汁の排出路で,輸胆管ともいう。このなかで,肝臓の中にある部分を肝内胆管,肝臓を出てからの部分を肝外胆管と称し,左と右からのもの(それぞれ左肝管,右肝管という)がいっしょになってから,胆囊に連なる胆囊管に合流するまでを総肝管,それ以下十二指腸の出口まで,あるいは膵管と合流するまでを総胆管と呼んでいる。…

※「輸胆管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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