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一般地理学 いっぱんちりがくgeneral geography

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

一般地理学
いっぱんちりがく
general geography

系統地理学ともいう。地域のいかんにかかわらず全地表に共通する原理もしくは一般法則を探究する地理学。地理学の二大分野の一つで,地誌 (地域地理学) に対する。一般地理学は,さらに自然地理学人文地理学に大別される。通常は現在を研究の対象としており,過去の地理学的事象を取扱うのは特に歴史地理学と呼ばれる。地図学,統計学,計量地理学,野外調査などは,研究の技術的手段として利用される。古代ギリシアにおいて発達したが,中世にはアラビアを除いて一時衰え,15世紀末からの大航海時代に再び興り,19世紀に入り近代科学の形をとるにいたった。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典内の一般地理学の言及

【自然地理学】より

…地理学の中には地誌と一般地理学があり,一般地理学は自然地理学と人文地理学とに分けられる。自然地理学の目的は人間の居住地としての地表を対象として,人間生活に関係がある自然現象を記述することにある。…

【地理学】より


[系統地理学と地域地理学]
 このように地理学の対象は複雑かつ多方面にわたるから,研究上の分業が不可欠であり,現に多くの部門が発達している。ふつう地理学は,系統地理学systematic geographyまたは一般地理学general geographyと,地域地理学regional geographyまたは地誌学,特殊地理学specific geographyとに大別される。 系統地理学は,自然地理学と人文地理学とに分けられる。…

※「一般地理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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