辞別く(読み)コトワク

デジタル大辞泉 「辞別く」の意味・読み・例文・類語

こと‐わ・く【別く】

[動カ四]特に言葉を改めて言う。他と区別して言う。
「―・きて、伊勢にます天照大御神の大前申さく」〈祝詞祈年祭

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精選版 日本国語大辞典 「辞別く」の意味・読み・例文・類語

こと‐わ・く【辞別】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 特別にことばを改めて言う。別段に申す。祝詞などに使われる語。
    1. [初出の実例]「辞別きて詔りたまはく、遠皇祖の御世を始めて、中今に至るまで」(出典:蓬左文庫本続日本紀‐神亀元年(724)二月四日・宣命)

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