辞別く(読み)コトワク

精選版 日本国語大辞典 「辞別く」の意味・読み・例文・類語

こと‐わ・く【辞別】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 特別にことばを改めて言う。別段に申す。祝詞などに使われる語。
    1. [初出の実例]「辞別きて詔りたまはく、遠皇祖の御世を始めて、中今に至るまで」(出典:蓬左文庫本続日本紀‐神亀元年(724)二月四日・宣命)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android