農業機械銀行(読み)のうぎょうきかいぎんこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「農業機械銀行」の意味・わかりやすい解説

農業機械銀行
のうぎょうきかいぎんこう

ドイツマシーネン・リンクをモデルに,農作業を請負ったり,農家の過剰投資で遊休となっている機械を集めて効率的な利用をはかることを目的として設立されたサービス機関。 1974年から全国各地で発足。遊休農業機械の預託運用,農作業従事希望者の登録など農業経営全般にわたって農家の代行をするもので,市町村,郡単位で設置,その組織マネジャーと農作業代行のオペレータから構成され,受託した農作業はオペレータが銀行所有の機械を中心に行う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android