辻勧進(読み)ツジカンジン

デジタル大辞泉 「辻勧進」の意味・読み・例文・類語

つじ‐かんじん〔‐クワンジン〕【×辻勧進】

往来で、寺社に対する金品寄進を頼むこと。

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精選版 日本国語大辞典 「辻勧進」の意味・読み・例文・類語

つじ‐かんじん‥クヮンジン【辻勧進】

  1. 〘 名詞 〙 路上で往来の人に社寺や仏像建立などの寄進を仰ぐこと。また、そう称して金品などを乞い貰う者。
    1. [初出の実例]「乞胸身分之事〈略〉辻勧進之儀者、寺社御奉行大久保安芸守様御勤之節、勧進と申候而は、仏道に拘り候故、勧進之二字唱間敷旨」(出典:徳川禁令考‐前集・第五・巻五〇・寛政一一年(1799)二月)

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